波平大和守平朝臣行安(白鞘) 
001-063
刀                  新々刀 中上作
表 銘慶応二年寅月日 元 幅32.5mm
裏 銘正国六十三代孫波平住平大和守平朝臣行安 元 重8mm
刃 長2尺3寸7分 先 幅23mm
反 り 先 重5.5mm
登 録奈良県文化財保護委員会 昭和二六年三月 目釘穴1個
江戸時代
銀一重ハバキ
日本美術刀剣保存協会 特別貴重刀剣認定書付

価格:55万円
波平鍛冶は、薩摩国谷山郡波平の地に中世より近世末にかけて鍛冶を輩出し栄えており土地の名を流派名としています。六十三代大和守行安は幕末に活躍し波平鍛冶の末尾を飾る良工です。名を堪之丞といい 初め安邑のちに行安と名乗りました。作品は嘉永頃より明治に及びます、文久より慶応にかけて禁裏御用のために上京し京都で駐鎚しており慶応元年滞京中に大和介から大和守に転じています。同工は銘文に正国六十三代孫・・・と表記するものが多く、一見地見ではありながら内に過激さを秘めた薬丸示現流という剣法の技と精神に合う造りこみ作風が波平鍛冶には感ぜられます。帽子のところで小さな刃こぼれと薄錆があります。


























   



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