無銘(越前藤島友重)(白鞘)
001-015
刀               中古刀 中上作 良業物
表 銘無銘(越前藤島) 元 幅28mm
裏 銘なし 元 重6.0mm
刃 長69.0cm 先 幅20mm
反 り2.4cm 先 重5.0mm
登 録群馬県教育委員会 昭和20年4月 目釘穴2個
南北朝時代
銅 二重ハバキ
日本美術刀剣保存協会 保存刀剣鑑定書付

価格:60万円
現存している友重の作は応永頃から始まり、大変貴重と言われております。 特に、「無銘極め」の友重は少なく、在銘の脇差は多いようです。本作は、初期の友重と思われ、刃文は所々互の目交じり、砂流しや金筋などの働きも盛んで、見所には事欠きません。地鉄は板目に柾が流れ、猪首風の切先は火焔のような掃掛けです。辿った歴史の長さに感慨します。総体的に無傷で、六百年の年月を感じさせない健全な一振で、是非、観賞してお楽しみください。もちろん、日本美術刀剣保存協会より、保存刀剣と極められた素晴らしい一振りです。
































   



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