肥前国忠吉(初代) (白鞘)
001-046
脇差               新刀 最上作 大業物
表 銘肥前国忠吉 元 幅29.0mm
裏 銘なし 元 重7mm
刃 長56.5cm 先 幅24.5mm
反 り1.6cm 先 重5.0mm
登 録和歌山県教育委員会 昭和40年3月 目釘穴2個
江戸ー慶長
金一重ハバキ
日本美術刀剣保存協会 特別貴重刀剣認定書付

商談中
元亀3年長瀬鍛冶、橋本道弘の子として佐賀郡長瀬に生まれ名を新左衛門と称す。 鍋島直茂公に召出され録25石で召抱えられた。慶長元年に上京し埋忠、明欽、明寿父子に学び同3年に 帰国、佐賀城下に移住し元和10年2月武蔵大掾を受領藤原姓を許され、銘を忠広に改め、寛永9年8月 61歳で没した。 作刀は忠吉銘の初期には地鉄も鍛肌があらわれて肌立ちごころのものがあり刃紋は青江写し、長義写し、 志津写しと思われるものがあり古作に紛れる様なものを見るが慶長10年頃より地鉄も肥前刀特有の小糠肌 となり刃紋も小沸出来で沸匂のふかい直刃、湾れ、五の目丁子乱を焼いて作風は一定しています。 この刀は忠吉得意の湾れこころの直刃刃縁に喰い違い処二重刃が見受けられます。
















   



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